肩の周囲の痛みはほんとうにつらいですよね。
”手をあげたら肩に激痛が走った”
”肩を回すと痛い”
”寝返りをすると肩が痛い”
当院では肩の痛みを訴える方が数多く来院してくださいますが、多くの方が口を揃えて初診時にこう言われます。
「これって四十肩、五十肩?ほっといても治らなかったんだけど」
正直、肩の周囲の痛みは初診時の問診・診断・処置がめちゃくちゃ大事です!
・お医者さんに言われて安静にしているが、ぜんぜん良くならない。
・ネットで調べたセルフストレッチで痛みが悪化した。
・医療機関に行かずに、無資格者がおこなうマッサージを受け痛みが増した。
というのはよくある話ですが、痛みを取るためには適切な処置が必要となります。
当院、谷崎鍼灸整骨院の院長である谷崎有毅は、国家資格である柔道整復師免許、鍼灸師免許を有した専門家で、臨床経験12年の間に数多くの肩の痛みを訴える患者さんを診させていただきました。
その中で、肩の痛みに対する対処方法と治療方法、ひとりひとりの症状、状態に合う運動・ストレッチを確立し、また鍼灸を併用することで治療の幅が広がり多くの患者さんを治療してまいりました。
その結果、多くの方が「長引いていた肩の痛みが良くなった!」とおっしゃってくださっています。
今でも肩の周囲の痛みを訴える患者さんが数多く当院に来院していただいております。
大津市にある当院は、大津駅や県庁にも近く、浜大津近辺、膳所近辺、市内からはもちろん、草津市、守山市や京都などからもお越しいただいております。
当院の治療を受けられた患者さんの肩の痛みが楽になる。その理由は、私が肩の周辺の痛みは年代によって原因が違うということを知っているからです。
その詳細は後程詳しくご説明しますが、当院での肩の痛みの治療に少しでも興味を持った方は、下記よりお気軽にご相談ください。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の原因
四十肩・五十肩という言葉は一般的に用いられる呼び名で、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患となります。
肩関節周囲炎とは、読んで字のごとく肩関節の周辺で起こる炎症のことで、中年以降、40歳代、50歳代に多くみられることから四十肩、五十肩という名前がつけられています。
炎症が起こる原因としてはさまざまですが、
・関節滑膜や筋肉、腱などの性質の変化
・血液循環の悪化
が加齢により起こり炎症が発生すると言われています。
実際に患者さんにお聞きするのが、
「なにもしていないのに急に肩が上がらなくなった」
「気付いたら肩が痛くなっていた」
と、炎症が起こった原因がわからない場合も多くあります。
しかし、こうした痛みの根源には、全身の姿勢の歪み、筋肉の緊張も深く関係してきます。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の症状
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の症状は人によってさまざまです。
しかし、特徴的な痛みとして頭の髪を洗う時、髪を結ぶ時(結髪動作)、背中や腰に手を回す時(結滞動作)、服を着替える時など、身体を動かすときに痛みが出る場合が多いです。
また、夜になるとズキズキと肩が疼いて眠れない、夜間痛というのが出る場合もあります。
痛み以外にこんな症状も
重症の場合、肩や腕、手の方にしびれが伴うことがあります。
これは、神経が筋肉や首の関節によって圧迫されることで起こる
「神経痛」が起きている疑いもあります。
神経痛が伴う場合では、さらに専門的な診断が必要となります。
当院では、診断に詳しい専門家がいる上に、WHO(世界保健機構)でも神経痛の治療として有効性が認められている鍼治療も併用して行うことができます。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と似た痛み
自分の痛みの原因を自分自身で調べて、自分で対処するのは危険です。
というのも、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)似たような症状をきたす、類似疾患というのもあるからです。
「腱板断裂」「石灰沈着性腱板炎」「インピンジメント症候群」「変形性肩関節症」 など。
また、肩が原因だと思っていても、実際は首が原因ということもあります。
こういった判断は、専門的な知識が必要となります。
原因を特定し、適切な処置を行わなければ、良くなるどころか悪化することさえありえます。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)でやってはいけない行動
痛みを和らげようと、無理に捻ったり、無理に触ってみたりすることは、悪化することもあるのでおすすめできません。
肩の周囲の痛みがひどい場合、まずは安静にすることが第一です。
ただし、安静にしているだけではよくなりません。
肩関節周囲炎の場合、治っていく段階があり、痛みの時期によって適切な処置を行わないと半永久的に動きの制限が残ってしまうことが多いため、早めの受診が望ましいです。
受診するまでの間はなるべく動かさずに肩が楽な位置で安静を心がけましょう。
来院時にしてほしいこと
- 服装について
スエットやジャージなど脱ぎ着し易い服装がおすすめです。
検査・電気治療・テーピング処置・鍼治療の際に脱ぎ着がしやすい、動きやすいほうが望ましいです。
ただし、出先から直接来院される場合もあると思いますので、基本的にはどんな服装でも構いません。
当院ではいつでも来院していただけるように予約をせずに来院していただけます。(19時〜20時は予約制です。)
初めて来られる方は不安かと思いますので、電話での確認やラインでのお問い合わせも可能です。
当院に肩の痛みで来院された際の施術までの流れ
肩の痛みで来院された方には次のような流れで施術が行われます。
①問診
②検査
③状態、施術の説明
④施術
⑤今後の説明
①問診
まずは、どういう状況で肩が痛くなったのか?どのように肩を動かすと痛いのか?
など予診票に書いていただき、口頭でも肩や、その他首などの痛み、しびれの有無などの状況を確認していきます。
また、持病(循環器の症状や糖尿病、関節リウマチなど)がある方や内臓に疾患をお持ちの方は、病態もお聞きします。
しっかりと問診で肩周囲の状況をお聞きすることにより、肩の痛みの原因が絞り込め適切な処置が行えます。
②検査
主に徒手検査(身体の動きの確認)を行い、どのようにすると痛いか?またどこの動きが悪いのか?などを確認します。
四十肩・五十肩だと思っていても、別の原因があるかもしれないのでしっかりと検査を行います。
場合によっては、超音波画像診断装置を用いて検査を行います。
レントゲンと違い被曝のリスクがなく、身体に負担をかけずに検査を行えます。
③状態、施術の説明
問診や検査を行った後、今の痛みの状態がどうなっているのか、
どういった施術をするのか、
また、今後どのような経過で治っていくのか、スケジュールなどを説明させていただきます。
④施術
問診、検査をしっかりと行うことで、適切なアプローチが行えます。
施術には電気療法、鍼施術、テーピング、徒手療法など、
お身体に合う施術を選択して行います。
⑤今後の説明
施術を終えたあとは、自宅でどのように過ごせばいいのか(風呂・寝方・飲酒)などの注意点や、
今後取るべき日常の姿勢・柔軟体操・体幹の筋力などのお伝えします。
どんな先生が施術を行うの?
私自身は、自身で学んだこと、経験を元に、肩の痛みの原因となるものはなにか、その原因に対するアプローチと共に「肩甲骨の柔軟性を高めること」と「体幹の筋力を鍛えること」も重要だと考えています。
同じような痛みでも痛み方、痛む原因は人それぞれ違うものです。
そのため、一人一人にあった治療を行い、早く痛みから解放していただくように心がけています。
痛みから解放されてもまた痛みを振り返して欲しくない、
そんな思いもあり、二度と同じ痛みを繰り返さないよう「自己矯正力」を身に装着することも重要視しています。
肩の痛みで来院する前に多い質問
Q、レントゲンを取らなくてもいいの?
A、肩が痛いと不安になるかと思います。一度当院に来ていただきますと、不要な検査・不要な待ち時間を過ごさずに治療していただけます。ただし、レントゲンが必要な場合かは、しっかりと鑑別させていただきます。
Q、前から肩が痛むのですがよくなりますか?
A、「実は前から肩が痛かった」という方が多く来院されていますが、痛みがなくなった、腕が上がるようになったと喜んでくださっています。
Q、どれくらいの頻度で通いますか?
A、症状によりけりですが、最初は三回ほど続けて来る人が多いです。
また、症状の重症度、改善の程度によって来院回数を提案させていただきます。
わからないことがあれば当院へご連絡ください。