“学校や仕事を休まないといけないほど頭痛がひどい”
“頭痛がひどくて家事ができずに寝込んでしまった”
こんな経験はありませんか?
または、寝込むほど頭が痛くはないけど・・
という場合でも日常生活には差し支えがでてしまいますよね。
当院でも頭痛をなんとかしたいと思われる方が多く来院しており、ひどい場合だと
“吐き気がする”
“食事が喉を通らない”
といった方もいらっしゃいます。
でも、頭痛の多くは命に別状がなく、危険性がないため放っておく方も多いんです。
そのため、ひどくなってから来られる方もおられます。
しかし、頭痛の中には、放っておくと危険な頭痛もあります。
たとえば、
“痛みが突然あらわれ、今まで経験したことのない痛み”
“頭痛以外に手足が痺れたり、呂律がまわらない”
など、いつもと様子が違う頭痛は危険です。
このような場合は、危険性が高いため、
一度、頭痛外来や脳神経外科でみてもらいましょう。
危険性の高い頭痛ではない場合でも、やはり放っておくのはよくないでしょう。
というのも、頭痛の多くは、頭、首、肩の筋肉の緊張により、血行が悪くなることが原因で頭が痛くなります。
しかし、まだ大丈夫と放っておいてしまうと、よくなるどころか、
筋肉の緊張が激しくなり、頭痛の頻度が増えてしまうことがあります。
そのため、頭痛が頻繁に起こる方は、早めの対策をおすすめします。
対策として、頭痛には鍼灸治療が効果的なんです。
当院でも頭痛を治したい場合は鍼治療を行い、多くの方が喜んでくださっています。
しかし、中には鍼が苦手な方もいらっしゃるので、鍼を使わずに治療を行うこともあります。
大津市近辺で頭痛のお悩みを抱えている方は、まずは当院にご連絡をください。
LINEでもご連絡いただくことも可能です。
・頭痛の種類について
頭痛は大きく分けると2種類あり、症候性頭痛と機能性頭痛に分けられます。
1、症候性頭痛
症候性頭痛は、脳血管障害や脳腫瘍、髄膜炎などの器質性疾患(脳の組織や血管に異常があることで起きる)があり、脳MRI検査などの精密検査で異常がわかります。
自宅で見分ける方法としては、
①痛みが突然現れて、今まで経験したことがない痛み。
②特に50歳以上になって、初めて現れた激しい痛み。
③頭痛以外の症状で手足のしびれや、脱力感、麻痺、ふらつき、
吐気、項部硬直、視力障害、会話・記憶障害などがある。
上記の症状にいくつも該当すれば、危険性が高い頭痛の疑いがあるので、病院で検査をしてもらいましょう。
2、機能性頭痛
機能性頭痛は、慢性的な頭痛や習慣的な繰り返す頭痛で、命に支障を来すことはない頭痛です。
片頭痛や緊張性頭痛、群発性頭痛が含まれます。
命の危険がないといっても、強い痛みや吐気や嘔吐などの随伴症状を伴いますので、一度頭痛が起きると日常生活に支障をきたすこともあります。
主な機能性頭痛の特徴
片頭痛 | 頭の片側のみ(たまに両側)に発作的に発生します。脈打つようなズキンズキンとした痛みや、時に嘔吐を伴うこともあります。 |
緊張性頭痛 | 重苦しい、締め付けられるような痛みが継続的に続きます。痛み自体はそれほど強くありません。 |
群発頭痛 | 頭部の血管の拡張が関わっているのではないかと考えられています。1~数年に1回の頻度で発作的に起こり、1度発症すると1~2ヶ月にわたってほとんど毎日激しい頭痛に襲われます。 |
・機能性頭痛は鍼の効果あり
頭痛の多くは頭、首、肩の筋肉の緊張があることにより、首周りの血流が悪くなり頭痛を引き起こします。
また、筋肉の緊張があることにより、神経が敏感になり、さらに頭痛を継続させます。
鍼治療は、筋肉の緊張を緩め、自律神経を整える効果があります。
乱れた自律神経を整え、筋肉を緩めることにより、首周りの血流が正常に戻り、頭痛が治ります。
・頭痛のときの対処方法
偏頭痛と緊張型頭痛では対処方法が異なります。
片頭痛の場合、血管が拡張して痛みを引き起こすので、「冷やす」ことで痛みを軽減されることが多いです。
そのため、ズキズキ痛む部分を冷却シートや氷枕などで冷やしましょう。
また、体を動かすなど運動を行うと、痛みが増すことがあります。
緊張型頭痛の場合、筋肉の緊張によって痛みを引き起こすので、「温める」ことで痛みが緩和されます。
また、長時間の同じ姿勢や、ストレス、冷えなども原因となるので、体を動かすのも有効です。
どちらかわからないという場合は、背中にカイロなどを貼り、
背中を温めましょう。
・当院に頭痛で来院される際の注意点や施術までの流れ
来院時の服装について
首元が開いた服装がおすすめです。
例えば、ハイネックのセーターやパーカーなどは施術の際に、脱いでいただく場合があります。
ただし、出先から直接来院される場合もあると思いますので、基本的にはどんな服装でも構いません。
当院ではいつでも来院していただけるように予約をせずに来院していただけます。(19時〜20時は予約制です。)
初めて来られる方は不安かと思いますので、電話での確認やラインでのお問い合わせも可能です。
頭痛で来院されたときの施術の流れ
①問診
②検査
③状態、施術の説明
④施術
⑤今後の説明
①問診
まずは、どのような痛みがあるのか?どのようにすると痛みがあるのか?
どれくらい痛いのか?
など予診票に書いていただき、口頭でも頭痛に関して、また、それに伴う首や、その他肩などの痛みの状況を確認していきます。
しっかりと問診で痛みの状況をお聞きすることにより、適切な処置がわかります。
②検査
徒手検査(身体の動きの確認)を行い、頭痛を引き起こしているのはどこかをみていきます。
③状態、施術の説明
問診や検査を行った後、今の痛みの状態がどうなっているのか、
どういった施術をするのかを説明させていただきます。
納得した上で施術を受けていただくことで、不安な心を少しでも安心していただきます。
④施術
問診、検査をしっかりと行うことで、適切なアプローチが行えます。
施術には鍼施術をおすすめしますが、そのほかにも電気療法、徒手療法など、
お身体に合う施術を選択して行います。
⑤今後の説明
施術を終えたあとは、自宅でどのように過ごせばいいのかなどの注意点や、
自宅で行う体操などを伝えさせていただきます。
・頭痛で当院に来院される際に多い質問
Q病院との併用はできますか?
A病院でお薬をもらっているという方でも、鍼との併用は大丈夫です。
お薬に頼らずに過ごせるように、一緒に改善していきましょう。
Qどのくらいの頻度で通いますか?
A症状によりますが、症状が重い場合は、週3回、週2回と続けて来られることが望ましいです。
Q鍼は痛くない?
A髪の毛より細い鍼を使用して、施術を行います。
そのため、思っていたより痛くないという方がほとんどです。
しかし、症状が重い場合、鍼をした後一時的に怠くなることがあります。
血流が悪い部分に老廃物が溜まっており、鍼で血流改善をすることにより、老廃物が全身を回って怠くなるためです。
しばらくすると、怠さも治るので安心してください。
また、鍼が不安という方は、鍼をしない治療もありますので、安心してご来院ください。