“スポーツをしていたら、急に太ももに痛みがでた!”
“力を入れると痛いので、歩けない。”
“痛みで力が抜ける。”
“皮膚の色が変わり、内出血が起こっている。”
肉離れに多い症状です!
または、歩けなくはないけど、
ストレッチをかけると痛みが増す、
走っていると力が抜ける感じがする
といったこともあります。
肉離れは放っておくと、再発してしまう可能性もあるので、よくありません!
というのも、肉離れは筋肉が怪我をしてしまった状態です。
筋肉が怪我をすると、出血がおこり、筋肉の中で“血腫”と呼ばれるものが作られます。
この血腫が筋肉の中で残ったままにしていると、その部分の筋肉がうまく使えず、パフォーマンスが下がるのみならず、再度怪我をしてしまう可能性があります。
そのため、治療をせずに、強度の高いスポーツを行うことは大変危険です!
当院では、陸上競技、野球、サッカー、テニス、バスケットボール、バレーボール、柔道、ラグビーなど、あらゆるスポーツで肉離れをした方が来られています。
また、中にはスポーツではないけど、急に走って肉離れをしたという方もいらっしゃいます。
痛みを取って、再度競技に復帰するためには、適切な処置が必要です!
当院は、国家資格である柔道整復師免許、鍼灸師免許を有した専門家で、臨床15年の間にさまざまな足の痛みに向き合ってきました。
その中で、肉離れは人によって原因や症状が違い、その人の状態に合う対処方法や治療方法を確立し、また鍼灸を併用することで治療の幅が広がり多くの患者さんを治療してまいりました。
そのため、今でもスポーツで怪我をした患者さんに数多く来院してくださっています。
大津市にある当院では、大津駅や県庁にも近く、浜大津近辺、膳所近辺、市内からはもちろん、草津市、守山市や京都などからもお越しいただいております。
当院での肉離れの治療に少しでも興味を持った方は、下記よりお気軽にご相談ください。
肉離れの特徴
- 肉離れの原因は?
肉離れの原因は、筋肉の引っ張り合いによって起こります。
というのも、筋肉は伸び縮みをすることにより、関節を動かし、体が動くのですが、
筋肉が疲労を起こしているときや準備運動不足だと、
筋肉が硬い状態(伸び縮みできない状態)のまま伸び縮みが行われるので、筋肉が怪我をしてしまいます。
たとえば、輪ゴムを思い浮かべてみてください。
新しい輪ゴムは引っ張ると縮みますが、古く脆い輪ゴムは引っ張ると切れてしまいますよね。
筋肉も同じように、疲労が溜まった状態やストレッチ不足などで固くなっていると、筋肉自体が断裂をしてしまいます。
- どんなときに肉離れは起こりやすいの?
肉離れの多くは、急激な運動、負荷によって起こります。
そのため、スポーツ競技中に起こることがありますし、日常生活では物を持ち上げただけでも、負荷のかかり方によって起こります。
そして、下半身に多く発生しやすい怪我です。
具体的には、太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋群)やふくらはぎ(下腿三頭筋)に多く発生します。
痛めやすい動きや痛めやすい競技の例を挙げていきます。
<太もも前面の筋(大腿四頭筋)を痛める場合>
・痛めやすい動き
ボールを蹴る動作
ジャンプや走る動作など
・痛めやすい競技
陸上競技、バスケットボール、サッカーなど
<太もも後面の筋(ハムストリングス)を痛める場合>
・痛めやすい動き
ダッシュやジャンプなどの急激な動き
・痛めやすい競技
陸上競技、サッカー、ラグビー、野球など
<太もも内側の筋(内転筋群)を痛める場合>
・痛めやすい動き
着地をするとき、開脚や体をひねる動き
・痛めやすい競技
バスケットボール、サッカー、陸上、体操、野球など
<ふくらはぎの筋(下腿三頭筋)を痛める場合>
・痛めやすい動き
ダッシュや走る動き
・痛めやすい競技
テニス、陸上競技、野球、バレーボールなど
肉離れはほっておくと危険?
肉離れは、ほっておくと治るまで長引く可能性があります。
軽傷だと思っていても、重症な場合もあるからです。
肉離れは専門的には1度、2度、3度と損傷程度によって分かれます。
損傷程度によっては、治る期間が変わってきますし、
適切な処置ができていないと、治る期間が長くなってしまいます。
そのため、家で様子をみていてもよくならないなと思った方は、一度専門家に診てもらうことをおすすめします。
当院では予約なしで、急患に対応していますので、一度ご来院ください。
肉離れになったときの応急処置
肉離れになったときは、次の3つの行動を心がけましょう。
- すぐに冷やす。ただし、冷やしすぎには注意
- 膝を軽く曲げて、足を上げる
- 移動時は、患側に体重をかけない
それぞれ、詳しく解説していきます。
1、すぐに冷やす。ただし、冷やしすぎには注意
肉離れを起こした直後は、歩くことを控え、すぐに冷やすことが大切です。
氷水など準備できない場合は、水に濡れたタオルでいいので、すぐにアイシングしましょう。
ただし、冷やしすぎないことが大事です。
アイシングには内出血の拡大を防ぐ効果がありますが、反対に冷やしすぎると筋肉が固くなってしまいます。
筋肉が固くなると、回復に必要な血行を悪くしてしまいます。
冷やす目安としては、冷やしすぎで痛くならないことです!
冷やしすぎて痛くなる場合は、すぐに冷やすことを中断しましょう。
また、時間的には長くても30分程度にして冷やしましょう。
2、膝を軽く曲げて、足を上げる
安静にしている間は、膝を軽く曲げ、ソファやクッションなどを使って、足を高く持ち上げた姿勢にしましょう。
足を高く上げておくと、痛みが和らぐことが多いです。
痛めた足を心臓よりも高い位置に上げておくと、肉離れの膨張(腫れ)を防止したり、軽減させる効果があります。
移動をするまでは、安静を心がけて、足を高く上げましょう。
3、移動時は、患側に体重をかけない
肉離れになってしまったら、痛めた足に体重をかけないことがとても重要です。
移動する際は、誰かに肩を貸してもらったり、おぶったりしてもらえると理想的です。
それができない場合は、ケンケンでも構いません。
なるべく痛めた足に負担がかからないように、移動をしましょう。
当院に肉離れで来院された際の施術の流れ
肉離れで来院された方には次のような流れで施術が行われます。
①問診
②検査
③状態、施術の説明
④施術
⑤今後の説明
①問診
まずは、どういう状況で痛くなったのか?いつから痛みがあるのか?
などを予診票に書いていただき、口頭でも痛みが発生した状況などを確認していきます。
しっかりと問診で痛みに関することをお聞きすることにより、適切な処置がわかります。
②検査
当院では、触診や視診、また超音波検査を行います。
超音波検査はレントゲンと違い被曝のリスクがなく、身体に負担をかけずに検査を行えます。
③状態、施術の説明
問診や検査を行った後、今の痛みの状態がどうなっているのか、
どういった施術をするのかを説明させていただきます。
納得した上で施術を受けていただくことで、不安な心を少しでも安していただきます。
④施術
問診、検査をしっかりと行うことで、適切なアプローチができます。
施術には電気療法、鍼施術、テーピング、徒手療法など、
お身体に合う施術を選択して行います。
また、早期回復、早期復帰のためにマイクロカレントやハイボルテージといった特殊電気治療も使用します。
治り具合をみて、少しでも早く復帰できるように、リハビリや筋力トレーニングも合わせて行います。
⑤今後の説明
施術を終えたあとは、自宅でどのように過ごせばいいのかなどの注意点や、自宅で行う体操などをお伝えさせていただき、
より早く痛みをなくすために、通院頻度などもお伝えさせていただきます。
どんな先生が行うの?
私自身も、さまざまなスポーツをしてきた中で、肉離れを経験してきました。
また、治療に携わるようになってから、いろんなスポーツで起こった肉離れをみさせていただいてます。
その中でも、痛みをとった後に、怪我をぶり返さないための「自己矯正力」を身につけることを重要視しています。
足に不安を抱えたまま、競技に復帰するよりも、
安心して競技に取り組めるように、全力でサポートしていきます。
肉離れで多い質問
Q、すぐに競技復帰はできますか?
A、痛みがある場合、すぐに競技に復帰することは望ましくありません。
というのも、肉離れがなかなか治らないことがあるからです。
しかし、すべての練習を休むという必要はありません。
リハビリの中で、できる運動とできない運動に分けて、できる運動を行っていき、筋力を落とさずパフォーマンスをあげていきましょう。
Q、どのくらいの頻度で通いますか?
A、症状によって変わりますが、最初は痛みを重点的に取るために、なるべく続けて通っていただいています。
よくなってきたら、頻度を減らしていくように、お伝えさせていただきます。