捻挫の中でも多いのが足首の捻挫です。
足首の捻挫は足をつくだけで痛いので、歩くのにも影響してきます。
ひどい場合だと、捻ってから2、3日は腫れが強く、歩くこともできないぐらい痛みが強くなります。
また、しっかりと治療をしないと腫れが続く場合があるため、仕事や学校、生活にも支障をきたします。
とりあえず自分で治そうと、湿布や市販のテーピングを使った自己流での処置をしたり、捻挫の治療をしないまま無理に動かしたりしてしまうと、治るのが遅くなったり、悪化してしまうことがあります。
足首の関節には、靭帯や関節包、筋膜などの組織があり、捻ることで組織に傷がついてしまいます。
傷がついたものをそのままにしておくと、治り難しいなってしまいます。
想像してみてください、ゴムを伸ばしたままにしておくとゴムは伸びて元の強度に戻りにくいなりますよね?
捻挫も同じで、しかるべき処置をしないと靭帯が、伸びたままのゴムのようになってしまいます。
そのため、足の捻挫の場合、『最初の処置』が非常に大切です!
また、捻挫だと思っていても、骨折している場合があるので専門家に任せると安心です。
当院では、国家資格である柔道整復師免許、鍼灸師免許を有した専門家が担当いたします。
院長の谷崎有毅は、過去に行っていたスポーツ(野球、サッカー、柔道)でさまざまな捻挫を経験しました。
そんな私が今思うのは、足首を捻挫したときに治療を早くしてよかったということです。
当時しっかりと治療をしたおかげで、今でも不安なくスポーツが含まれています。
なるべく早く処置するかどうかで、足首の今後の状態が決まりますので、捻挫をした時は早めの治療をおすすめします。
足の捻挫はスポーツだけでなく、普段の生活でも怪我をしやすい場所です。
当院にも、スポーツをしていて足をグネったという方の他にも
「階段を踏み外して足を捻った」
「歩いていたらつまずいて足を捻った」
「溝にハマって足を捻った」
などなどいろんな原因で足を捻挫した方が来られ、治療し改善していただいております。
また、「これって本当に捻挫なの?」と不安に思うぐらいの強い痛みのある方も、しっかりと検査を元に鑑別し、処置を行っています。
大津市にある当院は、大津駅や県庁にも近く、浜大津近辺、膳所近辺、市内からはもちろん、草津市、守山市や京都などからもお越しいただいております。
このページをご覧になられているあなたは最小限当院に来やすい場所におられると思います。
捻挫の治療をできる整骨院をお探しかと思いますので、谷崎鍼灸整骨院へお越しください。
足首の捻挫はどうしておこる?
スポーツでは、バスケットやバドミントンなど、ストップ&ダッシュを繰り返すような競技をしている運動選手がストップ動作の際に痛めてしまうことが多いです。
また、スポーツ動作以外でも階段の踏み外しや靴が合っていなくて捻ってしまうなど、日常生活の中でも痛めてしまうことがあります。
足首の捻挫で痛める場所は大きく2種類分けられます。
・くるぶしの内側が痛くなる場合
・くるぶしの外側が痛くなる場合
足関節の構造上、多くの場合足を内側に捻って、外側が痛くなる場合が多いです。
もちろん、足のひねり方によっては内側が痛くなる場合もあります。
さらに身体のクセによって捻挫が発生しやすい方もいらっしゃいます。
たとえば、がに股の方は外側の捻挫になりやすく、内股の方は内側の捻挫になりやすい傾向にあります。
こういった競技の特性や、急な動作、靴、身体のクセなどいろんなことがきっかけで、捻挫をしやすくなります。
競技の特性や、急な動作はなかなか制限できませんが、靴や身体のクセは改善できるところでもあります。
症状は足が痛いだけではなく、歩けなくなる
強く捻ってしまった場合、腫れがきつくなることもあり、痛みがきつくなります。
また、足は立ったり、歩いたりするときに、体重を支える場所でもあり、地面に足を着くだけで痛めた部分に体重がかかり、かなりの痛みが出てしまいます。
ひどい場合では足を捻った翌日にくるぶしの周りが青じんでるということもよくあります。
こういった場合は、すぐにでも適切な処置を行わないと、関節が不安定になり、また再度、捻挫を繰り返してしまい、よりひどい怪我をしてしまいがちです。
足の捻挫の直後はどうしたらいい?
足を捻ってしまったときは、すぐに応急処置をすることが大切です!
応急処置としては「RICE」が基本となります。
R = REST(安静)
まずは、落ち着いて痛む場所を動かさないように安静を心がけましょう。
I = ICE(冷やす)
もし、氷や冷水など冷やせるものがあれば、痛いところを冷やします。注意しなければいけないのは氷は皮膚に直接長い時間当てるとしもやけになることもあります。
そのため、ビニール袋などに氷を入れ、水を足して冷やしすぎないように注意しながら痛む場所を冷やしましょう。
c = COMPRESSION(圧迫)
包帯などで足に圧迫を加えます。ただし、怪我をした後時間が経つにつれ、腫れがひどくなる場合があり、圧迫をし続けると血液循環が悪くなってしまいます。
そのため、あまり強く巻きすぎないように注意しましょう。
E = ELEVATION(挙上)
腫れや内出血、うっ血などを防ぐために、患部を心臓より高い位置に挙げておきます。
応急処置が難しいという方はなるべく早く当当院へお越しください。
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足の捻挫でやってはいけないこと
ただの捻挫だろうと甘く見て無理して動かすことは、悪化することもあるのでおすすめできません。
特に、痛いけど根性で歩いてやるというときに、靭帯に最後の一撃を食らわせてしまうことあります。
まずは、痛い時は体重をかけない、足首を上に挙げない(脛の方に曲げない)、不要に曲げない。
が、診察される前までは気をつけて欲しいです。
来院するまではなるべく安静を心がけましょう。
当院に足首の捻挫で来院された際の施術までの流れ
足首の捻挫で来院された方には次のような流れで施術が行われます。
①問診
②検査
③状態、施術の説明
④施術
⑤今後の説明
①問診
まずは、どういう状況で足首を捻ったのか?どのように足を動かすと痛いのか?
など予診票に書いていただき、口頭でも足の状態や他に痛みがあるかなどを確認していきます。
また、高所からの飛び降りた場合などは腰の骨や頭の状況などの病態もお聞きします。
しっかりと問診で足の状況をお聞きすることにより、足首のどこが悪くなっているか絞り込めます。
②検査
主に徒手検査(身体の動きの確認)を行い、どのようにすると痛いか?またどこの動きが悪いのか?などを確認します。
検査の中で、捻挫によって靭帯が切れているのか、筋肉が断裂しているのか、骨にも異常があるのか、などがわかります。
場合によっては、超音波観察装置での観察を行います。
超音波観察装置はレントゲンと違って被曝のリスクがなく、身体に負担をかけずに検査を取ります。
くるぶしの一部が剥離骨折を起こしていたり、小指の骨がヒビが入っていることも多々見られますので、とても重要な検査になります。
③状態、施術の説明
問診や検査を行った後、今の痛みの状態がどうなっているのか、
どういった施術をするのか、今後どのようなスケジュールで治っていくのかなどを説明させていただきます。
また、このときに通院指導なども合わせて行います。
軽症であれば、即日で歩行できることもありますが、程度によってはしっかりと固定することもあります。
そして、再発防止のためのリハビリをしっかり行っていきます。
④施術
問診、検査をしっかりと行うことで、適切なアプローチが手続きます。
施術には電気療法、姿勢の矯正、徒手療法、固定法(ギプス固定・テーピング)などを行います。
場合によっては鍼施術も行っています。
⑤今後の説明
施術を終えたあとは、自宅で気を付ける点(風呂・寝方(寝方超重要!!)・飲酒)や
初期段階でできる家での運動・柔軟体操などをお伝えします。
どんな先生が施術を行うの?
私自身もさまざまなスポーツで足の捻挫を経験しました。しっかりと治療をしたおかげで今でも趣味でスポーツを行っていますが、足首にはなんの不安もありません。
こういった経験から、怪我をして来られた方にもスポーツをするときや日常生活で、足首に不安を感じてほしくないと心から思っています。
そのため、再発防止のトレーニングにも力を注いでいます。
足首ので施術に行く前に多い質問
Qどんな格好で行けばいいですか?
A短パンがベストです。また、固定をした場合に靴が履けなくなるので、足元はサンダル(スリッパ)が良いです。
Q足首の捻挫は保険対象ですか?
A足首の捻挫は保険が適用されます。
Qどれくらいの頻度で通いますか?
A重症度によって変わりますが、まずは腫れを引かせるため毎日きていただくことが多いです。(おおむね3日から1週間)
その後、様子をみながら回復に必要な頻度で通院していただきます。(おおむね週2、3回)